LOVELOVE兄妹~永遠~①

☆ シンイチside

クリスマスの前日の風邪は
苦しかったし


なにより
悪い夢にうなされてる事もあって


現実なんじゃないか。
って怖いし

ミライと離されるかもしれない・・・。




「ありがと」


「ミライ・・・素直じゃん」


「別に・・・」


俺は
ミライの手を引っ張り
抱き寄せてキスした。




「やめて・・・」


「嫌だ」


「意地悪」


俺・・・


今、離れたらもう戻れない気がする。


ずっと胸のうちにミライが消えない。


そんな気さえする。

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