蝶凛2 I Believe yourselves



ガシャ……――――――



床に散らばったガラスの破片の上に倒れる慶一郎…



しかしすぐに起き上がり止めようとする――


その腕からは、潤と同じように血が流れていた



ガラスで切ったのだろう…



そして慶一郎は渡辺に何かを言った



すると渡辺はハッとした様な顔になりバッとこっちを振り向く…――


そして焦った様に走ってこっちにやってきた



渡辺「神上社長、お見苦しいところをーー」



母「いえ、そろそろ私たちも失礼させていただきます」



お母さんは静かにそう言い、歩き出した



あたしと潤もそれに続く――――











そしてその日のパーティーは終わった








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