守るべき者〜月が与えた宿命〜
……!?
『いま……なにか悲鳴の
ようなものが……?
どこだ?……こっちか!』
僕は辺りを見渡し
悲鳴が聞こえてきた
方へと走り出した。
村長がいた部屋から
真っ直ぐな通路を走り
突き当たりを右に曲がって
次の突き当たりを左に
曲がった
『……悲鳴のようなものは
もう聞こえないな……
だけど……なんだ?
この身を震えあがらす
ような寒さは……
さっきまでいた場所とは
まるで別世界のようだ……』
それでも僕は
必ずこの先に
あの化け物のような
村長がいると信じていた