愛する人と天使たちへ〜実話〜
壱クンは、これから夜勤だと
いうのに、ギリギリまで
そばにいてくれた
みんなが帰った後、静かになった病室
我慢していた涙が一気に溢れた
お腹を何度も何度もさすった
そしてもういない赤ちゃんに話しかけてみる
―ごめんね…痛かったよね…
ごめんね―
あのビンに入れられた赤ち
ゃんは、医療廃棄物として
ゴミのように捨てられてし
まうんだ…
そう思うと、怒りと虚しさ
で悔しくて、涙が止まらない
その時
病室の外から赤ちゃんの
泣き声が聴こえた
この日、一つの新しい命が
誕生したんだね
いうのに、ギリギリまで
そばにいてくれた
みんなが帰った後、静かになった病室
我慢していた涙が一気に溢れた
お腹を何度も何度もさすった
そしてもういない赤ちゃんに話しかけてみる
―ごめんね…痛かったよね…
ごめんね―
あのビンに入れられた赤ち
ゃんは、医療廃棄物として
ゴミのように捨てられてし
まうんだ…
そう思うと、怒りと虚しさ
で悔しくて、涙が止まらない
その時
病室の外から赤ちゃんの
泣き声が聴こえた
この日、一つの新しい命が
誕生したんだね