愛すべき人へ…

『ラストオーダーになりますけど?』


その一声で、飛びかけてた理性が戻ってきた。

いけない、いけない…。危なかった…。



…ん?
ラストオーダーって…もうそんな時間?

楽しすぎて、時間なんて気にしてなかった。

「やばい!終電…」

そう独り言を言いながら、カバンの中の携帯を探し始めた。

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