空色キャンバス[イラスト集]
†空色の姫†



風にまっ赤なマントをひるがえし、抱きとめてくれた彼が名を呼ぶ。
聞きなれた陽気な声が耳に心地よく響いて、自然と笑みがこぼれた。

「無茶すんなぁ、このお姫さんはよぉ!」

あきれたような口調だけど、そういう彼も白い歯を見せて楽しげに笑っている。

「へっへー! フェン、ナイスキャーッチ!」

おひさまみたいな彼の笑顔に、ちゃめっけたっぷりのウインクでかえした。


<序曲†空色の姫†より抜粋>
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