空色キャンバス[イラスト集]
†隻眼の騎士†



「あなたがどこの誰でも、どんなに遠く離れても、
私の弟に変わりはないんだからね?」
「ユリア……」
「ここはあなたの『帰る場所』なんだから」
「ああ、姉さん……」

彼女の不安を鎮めようと、受け止めていた拳をてのひらで優しく包み込む。
制服の手袋越しから伝わるやわらかな温もりが、ほんの少しだけ胸をせつなくさせた。


<序曲†隻眼の騎士†より抜粋>
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