LOVE・ラブ・らぶ-先生と描くsweet life-
そのまま2人は近所の大型スーパーに行った。
服や雑貨など幅広く揃っている。
今晩は歩が料理を先生に振る舞うとはりきり、食材を買いに来た。
「先生、食材買う前に行きたいとこあるから行ってきていい?」
「別にいいよ。じゃあ30分くらいにここで待ち合わせしようか」
「うん」
2人は『じゃあ後でね』と言い、各自散った。
待ち合わせ時間になり、2人は再会して食材の買い物に向かった。
今日は得意な肉じゃがにすることにした。
買い物を終わらせ、車に乗り込み、車を走らせた。
「そう言えば、歩さっき何買いに行ったの?」
と先生がハンドルを器用にさばきながら問いかける。
「………下着。さすがに明日とか同じの来たくないもの。」
と恥ずかし気に答えた。
「先生は何か買ったの?何か袋持ってたじゃない」
と逆に質問すると先生は『内緒』と笑って答えた。
「ごまかすなんてズルい~。あたしカミングアウトしたのに」
歩は唇を尖らせた。
先生は笑ってごまかした。