死への救急搬送
その年の9月に結婚し翌年の11月には娘が生まれました。
家内の腎臓が悪くて赤ちゃんの成長が不十分であり、生まれたときは保育器で半月くらいだったと思いますが過ごしました。
医師からはもしも二人目の赤ちゃんができた場合には責任を持って診ますが、家内の腎臓の現状から考えると母体への影響が大きく厳しいので二人目の赤ちゃんは諦めた方がよいのではないかと話がありました。
私にとってはたとえ一人でも子供が生まれて良かったです。
子育ては楽しかったです。
学校行事への参加や家内が役員に選ばれたり、また成長の過程で教育を考えたりして大変な部分もありますが、それ以上に子供とのふれあいは面白かったです。
子供と一緒に眠りにつくときには私の思いつきで作り話を聞かせたり、休みになると野球やサッカーをしたり、弁当を作り冒険に行ったりと本当によく遊びました。
多少の苦労はあっても楽しさのほうが大きく、もしもう少し若ければ子育ての苦労はしてもいいかな・・・
などと思います。
ただ家内の腎臓は少しずつ悪化していきました。