死への救急搬送
結婚して年数が経つにつれ家内の身体は少しずつ弱っていくのが見ていてもわかるようになってきたのです。
私自身もサラリーマンで残業も多くて月に百数十時間残業するときもあり帰宅が夜中の0時を過ぎる日も多くて家内に負担をかけていたと思います。
過酷な仕事環境で私は職場を二度ほど転職して変えましたが、どの会社でも仕事をすればするほど職種が上になり私一人に負担がかかってきて苦しみました。
最終的に18年間でサラリーマン生活に終止符を打ち独立することを決心したのです。
そうするしか道がないと思えました。
私はサラリーマンの時代には家内を十分に補助できていなかったと思い、今ももっと他に方法がなかったかと考え込みます。
それでも家内はよく家事をこなし子供の面倒を見ていましたし、子供がまだ幼いころは体調を崩しても数日ほど自宅で寝込むくらいでした。