危険な夜へご招待【仮面de企画】
「千結ちゃん、ドレス用意してきてもらえるかしら?」


「かしこまりました」



千結さんという可愛らしい女性は、ピンク色のドレスをふわりと揺らしながら店の奥へと入っていく。



「とりあえずよかったね、杏樹!ビックリしたけど…」



私に耳打ちするようにミーナが小声で言い、私も深く頷く。



「星ちゃんもここに通ってるんだね……って、アレッ??」



言いながら私は辺りをキョロキョロと見回す。

すぐそこにいた中原さんの姿が見えない。



「中原さ……」


「柚月様は開店当初からのお得意様なのでございます」


「ひぃッ!!!!」



振り向くと、目の前に白い能面のような仮面を被った中原さんが。


辺りが暗いだけに仮面だけがやけに目立って、恐ろしい光景になっている…。


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