彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて
それから二日間。


あたしたちは学校で一度も言葉を交わさなかった。


もちろん、すれ違うことがあっても、目すら合わせない。


たった二日間のことなのに、あたしたちが話さなくなったのをみて、


みんなは、あたしたちが別れたんだっていう噂をし始めた。






本当は、そうじゃないんだけどね。


だけど、


それは、まるで……。


二人だけの秘密を共有しているようで。






みんなの知らないところで、あたしと九条くんは繋がっている、


そう思うだけで


……あたしは、ドキドキしていた。





< 365 / 510 >

この作品をシェア

pagetop