星を探して…~手が届かない~





「むしろ?」


むしろ…なに?


「いや。なんでもない。」




「そう…。」


やっぱり、教えてくれない…。


「キーンコーンカーンコーン―――。」


チャイムが鳴った。


「戻ろっか?」


私って……


附和君からしたら
ただの友達なの……?


私は…
そうは思ってない。



私は、附和君の‘特別’になりたい。

ただ……それだけなのに…。





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