愛言葉
涙がこぼれおちた
頭の中はまだ混乱状態
健次の唇の感触がまだ残っている


その時隼人が隣に座ってきた

やばぃ!!涙をなんとかしなきゃ
泣き顔とか見られたくない
なんとか手で拭いたが
遅すぎた


「お前泣いてんの!?」
隼人があたしの目をじっとみてくる
あたしは目をさらした

「泣いてない。」
強がっちゃうんだよな〜涙


「嘘つくなし。俺にはわかる。」
隼人にもわかるの?!
健次にも言われた言葉
ここでも胸がしめつけられた
でも何故か妙な期待もあった


「泣けよ。無理すんな!!あっ、けど一応女子なんだから可愛く泣けよ」
隼人は微笑みながらあたしの頭に手をおいてきた

ドキドキする
涙腺はぶっ壊れた
体内にこんなにも水分があるとは、、、、、


隼人はあたしが泣き終わるまでそばにいてくれた

「ありがとう。もぅ大丈夫!!もぅ涙出なーい」
笑いながら隼人に言った

「お前はやっぱ笑った顔が可愛いなっ。」

素直に嬉しかった。


「さぁっ、早く寝るか!!」
「ぅん!!」



二人はおやすみと言葉を交わし部屋へ戻った




隼人、、、、
あなたとの距離が近づくにつれて
あたしは何故か怖かったあたしが隼人の本当の過去を知ったとき。その真実が嫌であたしが隼人を軽蔑しちゃうかな。
あたしが隼人に真実を聞いたら隼人はあたしをどう思うかな。
せっかく近づいた距離がものすごく離れてしまうことにあたしは不安を抱いていた
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