地味女が巻き込まれました。【上完】【修正中】
「お兄さんの優さんには連絡しましたから、来るまでは安静にしといてくださいね。」
この前とは全然ちがう、風間優斗が優しい口調で言う。
「や~っぱり、優さんの妹だけあって、すんげえ可愛いな~この子!!なあ、俺と付き合わねえ?」
初対面にそれはないでしょうが!!!!
ていうか、何か桐谷廉様がすごい形相で麗を睨み付けてますよー!!麗、殺される前に気づいてー!!!!
「は・・はあ。」
取り敢えず微妙な反応で流しておこう。
「やっぱ、そんな簡単に落ちないか~!!・・・・いってえな!!何すんだよ廉!!!」
「フンッ」
どうやら、麗の足を思い切り踏んだ桐谷廉を廉は涙目でキレて桐谷廉はざまあみろと書かれた顔で麗を見ている。
「へーへーへー。そう言うことですか。いいもん!!俺には綾香がいるもん!!」
「その名前出すな」
なんだか勝手に話は進んでいって私の名前を出すとこの場の空気が悪くなってしまった。
ははっ・・・相当嫌われちゃったみたい・・。
ズキッ
何故か胸がズキズキと痛んだ。