守るべきもの
寺島は、病院の警備員にあっさりと捕まった。


病院に到着した修平が、現場となった備品保管室に駆け込んで来た。


修平の目に飛び込んできたのは、沙依の細い足だった。


「沙依!!」


鑑識の杉田が修平を止めた。


「現場に入らないでくれ。」


杉田の声が震えていた。

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