彼と彼女と彼の事情
「まだまだ、時間あるね。どうする?」



「そうだねぇ。久しぶりに、ぶらぶら散歩してみようか?」



「いいね〜!」



久しぶりに、二人で大学の構内を歩いた。 



土曜日、さらには春休みということもあり、学生も疎らで、校内は静かだった。


いろいろな思い出の詰まった、この学舎(まなびや)。


卒業して、まだ何年も経ていないはずなのに…… 



ものすごく、懐かしく感じるのはなぜだろう。 




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