10年越しの恋
週に1度の大学。
教室へ向かう前の一服。そう思って10号館の喫煙所に行くとちょうど雅紀と西田君がいた。
「あー サボってる!」
「瀬名こんなに早く来たの?」
びっくりしたようにこっちへ振り向いた。
「図書館で見たい本もあったしね、授業は?」
「休講。この後なかったらうれしいけど語学があって抜けらんないから最悪」
「それ一番だるいパターンだよね」
火を点けて吸い込んだ煙草が美味しく感じなくて、すぐに消してしまった。
「瀬名がこのあとバイトないんだったら語学終わるまで待っててよ。帰りに3人でボーリングでもどう?」
「久しぶりにいいね、じゃあ図書館で待ってるね」
足早にその場を去ろうとすると雅紀が追いかけて来る。
「瀬名ー、レポート手伝って」
あまりの満面の笑みに無意識の内に受け取ってしまった。
「よろしく! じゃあ後で迎えに行くね」
まったく…。と思いながらこんな無邪気な雅紀も大好きだった。
教室へ向かう前の一服。そう思って10号館の喫煙所に行くとちょうど雅紀と西田君がいた。
「あー サボってる!」
「瀬名こんなに早く来たの?」
びっくりしたようにこっちへ振り向いた。
「図書館で見たい本もあったしね、授業は?」
「休講。この後なかったらうれしいけど語学があって抜けらんないから最悪」
「それ一番だるいパターンだよね」
火を点けて吸い込んだ煙草が美味しく感じなくて、すぐに消してしまった。
「瀬名がこのあとバイトないんだったら語学終わるまで待っててよ。帰りに3人でボーリングでもどう?」
「久しぶりにいいね、じゃあ図書館で待ってるね」
足早にその場を去ろうとすると雅紀が追いかけて来る。
「瀬名ー、レポート手伝って」
あまりの満面の笑みに無意識の内に受け取ってしまった。
「よろしく! じゃあ後で迎えに行くね」
まったく…。と思いながらこんな無邪気な雅紀も大好きだった。