牛乳と猫スーツ。
「さて、もう行かないと怒られるな。」
「ちょっと!本当にそれで行くんですか!?」
「君はそこでブルマが食い込んでいくのを見たり、ポロリを期待しているといい。」
あはははと笑いながらスタートラインへ向かった。
「大丈夫かな?」
「珍しいわね、菫を心配するなんて。」
隣に来た雪が言った。
「いや、警察に捕まらないかが心配で。」
「ああ…そっちね。それより、菫の胸…あんなに大きかったかしら?」
………………。
…………。
……。
「スミレが相手ですネ!負けませんヨ〜!」
「シチュー、カレー、カツ丼、唐揚げ、オムライス、ラーメン、ステーキ………。」
呪文のように、食べ物の名前を言っていく菫。
「スミレ、何を言って――――――!!???」
グゥ〜〜っと、エリーゼのお腹が鳴る。
『3、2、1、ゴー!!』
成美の合図で、一斉に走り出すが、1人だけ立ち尽くす者がいた。
「お腹減ったデス……。」
その場に座り込んでしまうエリーゼ。
『どうしたんでしょう、エリーゼ選手?座り込んでしまったぞ〜!??』
身を乗り出しながら実況する成美。
「蓮さん!どんな卑怯なことしたんですか!?」
「初めから私が悪だと決めつけるな。菫にはスタート前に料理の名前を呟けって言っただけだ。頭の中に食べ物を思い浮かべれば、あのエリーゼが腹を空かせるのは当然だろう。」
蓮は板チョコを食べながら話す。