牛乳と猫スーツ。
「顔赤いけど…大丈――――――ぶっ!?」




いきなり右ストレートで殴られ、蓮がいる場所まで吹き飛ぶ直樹。







「直樹、お前も殴られ役になったのか?」





「そうですね…。殴られたのは初めてです。柊にはいつも首締めされてますが…。」




自分が殴られ役になってしまい、二学期が始まるのが微妙に怖い直樹だった。





マリアの方を見ると、まだ顔を赤くしながらも、ジョウと戦っていた。






「これで終わりです!マジカルバスター!!」





ステッキの先についている星が光り、ビームが出てジョウを倒した。






「学園の平和はマリアが守ります!」




決めポーズをとりながらセリフを言って、マリアはどこかへ行ってしまった。






「会長、犯人逃げちゃいましたよ。どうするんですか?」




「そうだな。とりあえず今やることは1つだ。」



蓮が近くの教室からホウキとチリトリを持ってきた。






周りには、戦闘員やジョウの成れの果てである砂が廊下に散乱している。




「ですよね…。」




この後、犯人を探す暇もなく掃除で1日が終わった。




………………………。





………………。





………。
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