牛乳と猫スーツ。
「あいかわらず直樹は牛乳が好きだな〜。そこまで好きってのも珍しいぜ。」
一気飲みする姿を見て悠斗が言う。
「個人的に風呂上がりにプロテインを飲む悠斗の方が珍しすぎるよ…。」
悠斗も牛乳を買ったが、そのまま飲まず粉のプロテインに混ぜていた。
「このプロテインはイチゴ味なんだ。牛乳と混ぜればイチゴ・オレだぜ?」
そう言って、それを一気に飲み干す。
「味の話じゃなく、のど越しの話なんだけど…。」
「さぁ、明日に備えて今日はもう寝るか。」
人の話を聞いてない悠斗…。
とりあえず直樹も寝ることにした。
「おやすみ、直樹。」
「うん、おやすみ…。」
部屋に1人じゃないのって、やっぱりいいものだと直樹は思った。
それが友達ならなおさらだ。
そして1日が終わった。