牛乳と猫スーツ。



「なるほど、コレがあるから集まってたのか…。」




すごく種類が多い。役立つ物から、むしろゴミっぽい物まで。







18位のWllリモコン。リモコンだけもらっても…。




100位は、ビー玉。




「あはは…。なんかエサで釣られてみたいで嫌だな〜。ねぇ、ゆう――――」





「おい、直樹!28位に筋トレセットがあるぜ!!」




悠斗がタオルをギュッと頭に巻き付け、戦闘態勢。







「(うわぁ、釣られてるよ…。)」





「絶対、5位を手に入れてみせるよ!!」





後ろから大きな声が聞こえる。






5位は、ウーパールーパー。






「誰だよ…、あんなマニアックな生物を欲しがるのは…。」




後ろを振り返って見ると。







「うおぉぉぉっしゃぁぁああ〜!!やるぞ〜!!」




彩華がタオルをネジって頭に巻き付けていた。






「彩華さん……。」




痛々しいその姿に、少し泣きそうなった。






「それじゃ、スタートだぁぁぁああ!!」




生徒たちが一斉に走り出す。
< 65 / 1,131 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop