牛乳と猫スーツ。
「死が恐くないの?」
「恐くないよ!だから本気出して!」
「一緒に楽しみましょう〜!」
2人が武器を構える。
「そう…。」
少し悲しそうな顔した麗花が、いつの間にか2人の後ろに背を向けて立っていた。
「ごめんなさいね…。」
「「え?」」
次の瞬間、2人の首から鮮血が噴き出す。2人はただ、お互いを見つめていた。
「「あはっ…。あはは、あははははははは!!」」
急に2人が笑い出す。そして傷口に手を当てると、噴き出していた血が止まる。
「「気持ちいい〜。」」
頬を赤くして、恍惚の笑みを浮かべる。
「くっ……。やっぱり、円の妹か。」
「「そうだよ。私達は円お姉様の妹。お姉様のことを知っているならわかるよね?私達が『不死身』だってこと。」」
2人は抱き合いながら話す。
「そうね、でも首を飛ばせばいいだけでしょ?」
そんな麗花の言葉に2人は顔を見合う。
「「あははははははは!!このお姉ちゃん、何も知らないよ〜!」」
「何を知らないって言うの?」
「「首をつけてくれる人がいれば、また生き返るのよ。」」