私の彼氏
「五月とはうまくいってるのかい?」
秋山が訊く。

「普通ですよ」
(知っているくせに、聞きやがる)

秋山とは話す度にムカムカする。

そこに、五月と田中が入ってきた。

よく考えたら、屈強な男(ゲイ)三人に対して女(乙女)一人。

奴らは殺人犯。

これは危ない。

そろそろ、潜入調査も終わりにしなくっちゃ。


その日は珍しく他の客も多く入ったので、ゲイ三人は二十二時に店を出てくれた。

残ったのは普通のお客様だけ。バーテンの仕事自体は楽しい。河合は久しぶりに充実した仕事をし、朝方五時にタイムカードをおして、店を出た。





その朝方五時に、目撃者役田中が死亡した。


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