私の彼氏
確かに、山崎生徒や河合亜美に、手伝わせるのは筋違いであるし、彼女らを危険にさらすことにもなる。

これまでの情報提供だけでも十二分にありがたいのだ。

これからは、真由美一人でやらねばならぬ。

「先生、すいません」山崎が頭を下げる。

「謝ることなんてないわ。今まで情報をありがとう。河合さんも、ありがとうございました」

「いえ、そうじゃないんです。実は先生の本心を試させていただいたんです。ごめんなさい」

「?」

「先生に五月たちに復讐する気があるのか、試したんです。でも、これで先生に復讐をする気持ちがあることが分かりました。三人で力をあわせてやったりましょう」


「……。わ、わ、わかってたわよ。山崎さんが試してることぐらい」

「負けず嫌いが……。河合さん、こんな先生をどう思いますか?」

「私は、先生が試されていることをわかってることもわかっていたわ」


(こいつら…)
「実は、私は、先生が試されていることをわかってることを河合さんがわかってることもわかってたんです」


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