永遠(とわ)に…
私は、母以外に父が大切に思う人がいたと聞き 無性に腹が立った。
家族が一番じゃないの?
ねぇ。お父さん。…
雑誌記者の質問に答える父…
明日には、このインタビューの記事が 新聞や雑誌に取り上げられるのだろう。
「では、西条先生を十数年間 陰で支え続けた奥様に 一言 インタビューを…
そして、本日は先生のお嬢様もいらしてるとか…
では、こちらへどうぞ…拍手で、お迎え致しましょう。…」
「えぇ?どうしましょう。真奈?」
「私は、行かないわぁ。」
「…//真奈!?」
私は、会場を出ようと 人混みの中を掻き分け 出口に向かった。
あった!
後方のドアが見えた。
ドン…//!?
「痛…ぃ。//」
誰かにぶつかり 足元がよろめいた。
「大丈夫!?」
「す…すみません。」
私の腕を掴み支えられていた事に気付く…
「足首 捻ったりしてない?」
私を助けてくれた男性と目が合った。