アニマルマジック

「比嘉竜二」
「えっ?」
「俺の名前」
「あー」苦笑いになる私。

「俺2組。お前6組だろ?」
「はい、そうですけど」

何で?あっ、もしかして自己紹介されてる?なんだなんだ。

「そうだよな。急に言われても分からねぇーよな。ちょっとずつでいいから俺のこと知っていってよ。それからもっかい返事くれねぇーか?」

今度は真面目に話してくる比嘉竜二。ここまで真剣に言われると私も真剣に返した方がいいよね?

うん、怖いけど知らないもんね。もうちょい知ってから振ればいい。

もちろん振ることになってるんだけど。

「あっ、はい。分かりました。では」私は一礼して詩たちの元に走った。

とりあえず詩を引っ張って早歩き。その後ろからみんなが小走りで走ってくる。
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