甘いkissを君にあげる








なにやってんの私!!




早くその手を離して。



ねぇ琉風

この手を振り払って。



きっと私、楽になるから。




「置いてかないで‥‥」



ばか、だからなに言ってんの!!



琉風、早くお風呂に入っていいよ。



だから私を置いていって。




と、思ったのに




「きゃ‥‥」




服を掴んだ私の腕を引いて、私の顔は琉風の胸に。




「男にそんなコト言って、わかってんの?」




「‥‥ぇ????」




「この天然が‥‥」




「天然!?」




「入んぞ、俺。お前も」




「!!!!/////」







そのままお風呂があると思われるところに連れ込まれた私であった。
















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