高校生社長







「毎日、トーストとコーヒーでいーの?」

「大抵の家はそんなだろ。
 朝からそんな食えるか」

「そっかー。夕ご飯、誰と食べてんの?」




ちょっと気になる。

一人で自炊してるのかな?なんて思ったり。



「ひなたが遅くなるって
 知ってる時は友達と一緒にとか、一人で外食」

「そうなんだ」

「ひなたは?」

「あたしは会食だったり、
 鈴木さんとだったり…一人で外食」

「高校生らしかぬ言葉だな…」

「あ、そろそろ行かないと」



翔太の言葉を軽くスルーして、

食べ終わった食器をキッチンに持って行く



「一緒に行く?」

「ううん、まだ化粧出来てないから。
 電車で行く」

「ん、りょーかい。先行ってる」

「いってらっしゃーい」



翔太を見送ってから、

ドレッサーに腰掛ける。




ふぅ…化粧しよー


下地をして…シャドウをして…―



「これくらいでいーや。
 ほとんどすっぴんに近いけど」



スクバを持って家を出た。





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