高校生社長
でもあたしのセーターは、
かぶったら嫌だから加工しているもの。
言えば、この世に一つ!
「翔太ー、あたし学校行くから
鍵よろし……」
「待って、俺も行く」
あたしの歩みを制して、
いきなり着替えだす翔太。
…なんですか。
その異様なほど引き締まった体。
あたしへのあてつけかよ、ああん?
「うっしゃ、これでいーや」
「あ、ほら。携帯」
「ん、さんきゅ。じゃ、行くか」
「うん」
着替え終わった翔太と共に、
家を出る。
またもや姉弟2人揃って登校。
ご近所さんには、
仲良し兄弟に見られている。