イケメンエリートかつ小悪魔
それが、健くんに対して…溢れてこないんだ。


私、やっぱり蓮くんが好きだよ。


なんでこんな…


簡単な事に気付かなかったんだろう。


「健くん…」


「ごっ、ごめん。俺、ちょっと調子にのった。愛ちゃん、もっと気楽な感じでいいから」


「謝るのは私の方だよ…。ごめんね、健くんとは…付き合えない。ごめんね…」


私は健くんに、深々と頭を下げた。


< 187 / 205 >

この作品をシェア

pagetop