イケメンエリートかつ小悪魔
「今すぐ…会いたくなったから」


「自分から距離おきたいって言ったのに?俺、もうすぐ無職だし、なんもナイよ?」


「それが理由じゃないよ。私…いつも寂しくって。蓮くんが好きなのに、恋人らしいことなにもしてないし……」


「こうするだけじゃ、ダメなの?」


そう言って蓮くんは頬にキスをくれる。


「ダメじゃない……。だけど、どんどん欲が出てくるの。休みの日だって会いたいし……」


「うん。……俺も」


蓮くんは唇を包むような優しいキスを何度もしてくれる。
< 192 / 205 >

この作品をシェア

pagetop