海の記憶に残る恋
その日の夜、仕事を終えたシンジはまっすぐ従業員用の宿泊施設に帰った。




散髪に行こうと思ったのだ。




まだそんなに髪が伸びたわけではなかったが、前髪がうっとうしくなってきた。




シンジはサンダルを履いて従業員用の宿泊施設を後にした。




この近くに散髪屋さんがあることは、最近気づいていた。




シンジは散髪屋さんに向かって歩いた。




途中、交通量調査をやっていた。




こういう都会じゃない場所でも交通量調査なんてするんだな、とシンジは思った。

< 144 / 202 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop