キケンな嘘つき猫。

私はしばらく1人で悩み込み、やがて決心した。


「お願いします」


佐原を、受け入れようと思った。


相も変わらずあいつが忘れられないけど、

佐原といると忘れられるようになった。


「椎…」


でも、佐原が私を求めた。

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