ライフ・フロム・ゼロ

激しく窓を叩く雨。


部屋の中に閃光が走ったけど、



私の視線は
手元の小さな紙と携帯の画面に
吸い寄せられたままだった。




直後、

雷鳴が鳴り響く。




それさえ今は、

どうだっていい。
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