西野くんの偽カノジョ
そして気づけば今日も放課後になっていた。
もちろん、すぐには帰らない。
西野くんが掃除があるってこともあるけど
偽でも付き合ってることがバレたら大変だから
みんなが帰って落ち着いてから帰ることになってる。
だからそれまであたしは図書室でお勉強。
苦手な教科は誰かがいないとできないから好きな教科の英語を勉強している。
参考書をペラペラめくりながら単語を眺めたり、文法を眺めていると掃除を終えた西野くんが来た。