キミがいた夏~最後の約束~




テイクオフに向かおうと外に出て歩き出したけれど



途中で止まって思い直す



どうしてだか彼女は家に帰った気がしたのだ



俺はその予感をたよりに、いつも美鈴を送ってから帰って来ていた道を逆走して彼女の家に向かう



治りかけの足がまだ思うように動かないけれど



でもそんなのは構っている暇がない



そんな文句は後で美鈴にいくらでも言ってやる



逢えさえすれば



すべて笑い話で終わるのだから






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