気分は甘々上々 Vol.
あのあと果凜は面白がりながらも相談に乗ってくれた。
で、いくつかのアドバイスをもらってきたんだけど。


自分の部屋でベッドに横たわりながら、携帯を見詰めて固まってしまった。
果凜の言葉を思い出す。


「まずは、キチンと一矢君の気持ちを確認しなきゃ」


あの場は、“うんうん”なんて頷いちゃったけど。
気持ちなんて、どう確認したらイイのかわかんないじゃん!


あ〜、もうどうしよう。

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