純情☆デビル
「あ、あの早耶?私やっぱり席に戻った方が…………」
豊平が遠慮がちに寺辺に言うと、寺辺はやっと豊平を振り返った。
「ご、ごめん亜遊!!私この男と幼なじみでさ、つい……」
大慌てで謝罪する寺辺に、豊平は苦笑いで“大丈夫”と答える。
「………お人好し」
オレの呟きは本当に小さな声で、周りのメンバーには届かなかった。
「亜遊、コイツ聞いてたと思うけど、猪俣 正信って言うの。仲良くしてやってね」
「はじめまして豊平さん。オレ、早耶とは幼稚園から一緒なんだーーー」
「こっちこそよろしくね、猪俣君」
豊平が遠慮がちに寺辺に言うと、寺辺はやっと豊平を振り返った。
「ご、ごめん亜遊!!私この男と幼なじみでさ、つい……」
大慌てで謝罪する寺辺に、豊平は苦笑いで“大丈夫”と答える。
「………お人好し」
オレの呟きは本当に小さな声で、周りのメンバーには届かなかった。
「亜遊、コイツ聞いてたと思うけど、猪俣 正信って言うの。仲良くしてやってね」
「はじめまして豊平さん。オレ、早耶とは幼稚園から一緒なんだーーー」
「こっちこそよろしくね、猪俣君」