純情☆デビル
失礼だと分かっていたが、デザインから裁縫まで担当した早耶に迫った。


ヒャイヌ、そんなに怖い目で睨んで来ないでぇぇぇ!


私が悪いんじゃないよぉぉおおぉ!


「へっ?だって“亜遊に似合うコスプレ衣装は?”って考えたら、天使だって結論に達したから……」


早耶が困惑しながら答えて、悲しそうな表情に変化した。


「亜遊、気に入らなかった…………?」


「え、そんな事無いよ!!気に入った!ありがとう早耶!」


慌ててきっと凄い事になってたであろう顔を、笑顔にした。


実際ホントに気に入ったんだけど、“天使”かぁ……
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