純情☆デビル
「ハッ!?私のどこがバカなのよ!!」
ずっと豊平を睨んでた久都が今度は寺辺を睨む。
金持ちの家に生まれ、ずっと年上のお手伝いさんにも敬語を使われて来た久都。
普通の人間の寺辺に“バカ”言われ、怒りを剥き出しにしていた。
「関波君は“確かな地位”なんていらないと思うけど?」
「世の中金や権力だけじゃないって」
正信が寺辺を援護し、山吹も頷く。
「楽に楽しく生きさせてあげたら~~~?お嬢様」
オレと豊平と粋羅は、無言で久都を見続けていた。
豊平がオレの悪魔の衣装を摘まむ。
「…ルサイ」
ずっと豊平を睨んでた久都が今度は寺辺を睨む。
金持ちの家に生まれ、ずっと年上のお手伝いさんにも敬語を使われて来た久都。
普通の人間の寺辺に“バカ”言われ、怒りを剥き出しにしていた。
「関波君は“確かな地位”なんていらないと思うけど?」
「世の中金や権力だけじゃないって」
正信が寺辺を援護し、山吹も頷く。
「楽に楽しく生きさせてあげたら~~~?お嬢様」
オレと豊平と粋羅は、無言で久都を見続けていた。
豊平がオレの悪魔の衣装を摘まむ。
「…ルサイ」