純情☆デビル
久都は悲しそうな目でオレと豊平を見ると、メアリーを抱え上げた。
「久都、あんな悪魔に雫君とられていいの!?」
銀色の毛を逆立て、落ち込むパートナーの服を引っ張るメアリー。
山吹が久都の近くに歩み寄って行った。
「牧之原さん……アナタまだ、亜遊と対抗する気?」
ハンカチを差し出しながら、ゆっくり尋ねる。
メアリーがギロッと山吹を睨んだ。
「何よ!久都が悪魔に負けるワケ―――…」
「もういいわ…メアリー」
久都の冷静な声に、メアリーは動きを止め、久都を見つめる。
「もういいって……?」
「久都、あんな悪魔に雫君とられていいの!?」
銀色の毛を逆立て、落ち込むパートナーの服を引っ張るメアリー。
山吹が久都の近くに歩み寄って行った。
「牧之原さん……アナタまだ、亜遊と対抗する気?」
ハンカチを差し出しながら、ゆっくり尋ねる。
メアリーがギロッと山吹を睨んだ。
「何よ!久都が悪魔に負けるワケ―――…」
「もういいわ…メアリー」
久都の冷静な声に、メアリーは動きを止め、久都を見つめる。
「もういいって……?」