純情☆デビル
「ギャアアアアアア!!亜遊、何してんのーーーー!!」


これでもかっ!て位大きく目を見開いた不思議なネコ、ヒャイヌが大慌てで私の羽に張り付く。


「え?だって職員室2階だから、この方が早いかなって………」


「バカ!アンタ自分が“悪魔”ってバレたら、その時点でアウトって知ってるでしょう!!」


“だからしまいなさい!”とヒャイヌにキツく言われて……仕方なく羽を消した私。


皆様。


私の正体、お分かりになりましたでしょうか?


羽が生えてて喋るネコを引き連れた、黒い羽を持つ私の正体。


そう……私は…………
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