ずっと好きでいてもいいですか?

対面

=会う約束の日=
私の家が門限、厳しいのもあって、会うのは夜中の1時にした。

ドキドキしながら待ち合わせ場所に向かうと、

車があって
そこにはづきがいた。
写メと同じで少し安心した。

印象は落ち着いた大人な感じだった。

私はというと、どうでもいい格好にスッピンだった。

私の印象…

最悪だ…。

あいさつを交わし、車に乗ってはじめの家へと向う。

「あんまり話さないね。」

「うん。人見知りするから…。」

「俺も人見知りするケドね。」

そんな会話をしながら、はづきの家に着いた。

一人暮らしのはづきの部屋はシンプルだった。

「座っていいよ。」

「うん…。」

ぎこちなくソファーに座った。

「何飲む?お茶しかないけど…。」

「お茶でいいよ。」

初対面だし、緊張してるし、話しの話題が見つからない。

私、そうゆうの苦手。

だからさっきからテレビばかり見ていた。

それを見てたはづきは、
「まなってテレビっ子だね。」

と言った。

(そうゆうのじゃないんだけどな~。
ただ顔見れないし、話せないだけ。なんて言えないし。)

そう思われても仕方ない事。

二人でテレビに夢中になる。
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