きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
碓氷先生は、嘘だとバレバレの仕草と口調で、あたしの前に花巻さんを押し出した。


「よかったなぁ、持木さん。悩みを相談できる友達ができて」


……はぁ!? 友達!?


……いったい、どこが!?


驚きすぎて、開いた口が塞がらないあたし。


そんなあたしに向けて、先生は小さくウインクした。


「……というわけで、俺は、ここで失礼するよ」


言葉だけ聞くとめちゃくちゃ丁寧なのに、厄介払いできてせいせいしたという顔つきで、碓氷先生はニヤリと笑った。


……くぅぅぅ。このヤロ……。


逃げられた――っ!!!!!

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