きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
火の粉があたしに降りかかるっ!!


花巻さんにも愛想よく、圭輔にもにこやかに……。


なんて芸当、あたしには、できないよぉぉぉ!!


でも、腕をつかまれちゃったら……。


こんなにうるうるした大きな目を向けられたら……。


「あっ、ごめんね。花巻さん……。け……圭輔……。あ……アレルギー多すぎて……。お……お母さんの作ったものしか……食べられないんだよねぇ……」


こんな、バレバレの嘘をつくしかないじゃん。

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