きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
ち……ち……ちょっと!! 蒼空くんっ!!


急に可愛い声、出さないでよ。


し……心臓がバクバクしちゃうじゃん!!


片手で胸を押さえてよろけるあたしに、蒼空くんは容赦なく追い討ちをかける。


『でも……』


「でも……?」


『莉子が今日オレの部屋に来たら、教えてあげよっかなぁ?』


「えっ?」


あたしが?


蒼空くんの部屋に行ったら……って。

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