きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
……と思ったら、次の瞬間、ギュッと力強く腕を掴まれた。


「へ?
なに?
えっ!?」


思いっきりうつむいて歩いていたこともあって、すぐに状況が把握できないあたし。


そんなあたしの腕を掴んだまま、キツイ声の女の子は、あたしに向かって声を荒げた。


「オバサン!!
もう蒼空には、近づかないでよね!!」


「……へ?」


聞き覚えのある怒鳴り声に、女の子の顔を見ると……。
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