きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
「何度も言うようですけど!!
蒼空は、咲希とつきあってるんだから!!」


この前蒼空くんの部屋であった咲希ちゃんが、鬼の形相であたしを睨んでいた。


「その制服、ウチの近所の中学のじゃなかったし!!
片っ端から中学の制服調べたけどなくて!!
よくよく考えたら、高校のじゃん!!」


目をギン!とつりあげた咲希ちゃんは、あたしを睨みながらギャンギャンと吠え立てた。


「…………」


うっわぁ……。


ないな……。
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