きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
「それに……だって……。蒼空くん、超可愛いもん!! だから、やだやだっ!! 蒼空くんと別れるなんて、絶対やだ!!」


首を横にぶんぶん振り、両腕を振り回して、最大限の拒絶を表現すると……。


「……って、それ。おまえソイツをペットか何かと勘違いしてないか?」


圭輔は瞳にうっすらと軽蔑の光を浮かべて、あたしのおでこを右手で押した。


「いくら年下の中3って言っても。いくら見た目が可愛くても。
相手は、しっかり“男”だっつーの」


「……?」
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